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サックス演奏における音感の重要性

サックスは他の管楽器に比べて音が出しやすい楽器です。
なので、大人になってからでも趣味として始めやすい、ハードルが低い、取っ付きやすいなどと言われています。

しかし、それ故の弊害もあるのです。

トランペットやフルートなどは音をイメージしないと吹けない

管楽器は身体まで楽器の一部だと言われることがあります。
それは決して大げさなことではありません。

出したい音をイメージして身体(特に口の中など)を変化させないと、狙った音が出ません。
トランペットやフルートなど、特に発音が難しい楽器は尚更です。

そして、まともな音が鳴るようになったり、出せる音域が広がったりすれば、それはイコール上達していることになります。
また、出したい音をイメージしているということは、自然と音感が身に付くことになります。

サックスは何となくでも音が出てしまう!?

しかしサックスはちょっと違います。
良い音かはさておき、音自体は簡単に鳴ります。
出したい音をイメージしなくても、身体を変化させなくても、とりあえず音は出ます。
運指を覚えるだけで何とかなってしまいます。
なので、音が出たり音域が広がったりしても、それは運指を覚えただけで本当の意味で上達しているとは必ずしも言えません。

そしてこれでは音感は身に付きません。

サックスで良い音を出す為には、その音に身体を対応させる

サックスでただ音を出すのは簡単です。
しかし、良い音を出す為には、その音に身体を対応させて、より良く響く状態を作る必要があります。

つまり、サックスもトランペットやフルートなどと同じように出したい音をイメージして身体を変化させなければいけません。

サックスの練習だけでは音感が身に付きにくい

先ほども述べましたが、サックスは音がイメージできているかどうかを、音が出るか出ないかで判断することが出来ません。
また、ピアノやギターは弾きながら歌うことが出来ますが、サックスは吹奏楽器なのでそれもできません。

そして、音がイメージできてなくても何となく形になってしまうので、音感が身に付いていないことを自覚できないのです。

サックスは楽器の練習と音感のトレーニングを分けるべき

サックスの練習だけでは音感が身に付きにくいので、音感は別でトレーニングする必要があります。

相対音感を鍛える

絶対音感は、その音が何の音かが直ちに認識出来る能力です。
これは、幼少期にトレーニングしなければ身に付けることができません。

相対音感は、ある音に対して別の音がどのくらい離れているかを認識する能力です。
これは、大人になってからでも訓練することで鍛えられます。

まず歌えることを吹けるようにする

あるメロディーを歌えるということは、頭の中でイメージできているということです。
出したい音をイメージして身体を変化させるには、運指や譜面でなく、まずは歌えることを吹いてみましょう。

歌ありきで吹くことは、アドリブにも繋がる

アドリブとはその場で思い付いたメロディをそのまま演奏することです。

・まずは歌えることを吹けるようにする。
・歌えることを増やし、それを吹けるようにする。

その延長で
・その場で歌が思いつき、その場で吹けるようにする。
これがアドリブの本質です。

まとめ

サックスは音が出しやすいゆえに、音感がなくてもある程度形になってしまいます。
しかし、それでは音に対して身体が対応できず、良い音が出せません。

サックスの上達のためには、相対音感のトレーニングが必要不可欠です。

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